あなたは、感じる生き物です。
感じやすいということは、
世界をより細かく、より深く受け取れるということです。
それは弱点ではなく、精度の高い知覚です。

【 「過敏」ではなく、「精度が高い」 】

「気にしすぎ」と言われてきた人々・・・。
「考えすぎ」「過敏すぎ」は感覚器官が良い証しではないでしょうか。

感じることを肯定すると世界が拡がる。
繊細さは弱さではありません。あなたの感覚が正直な情報源だと知り、そう受け容れることが出来たら世界が違って見えて来ることを一部の人たちは知っています。

人口の約20%が、感覚過敏といわれがちな「HSP」の気質を持つといわれています。
これらの人々はより豊かな情報を感じ取っていると言えるのかもしれません。

自らの感覚の繊細さを、弱さとして扱うのか、精度の高いセンサーとして扱うのかで、生き方が大きく変わってきます。

【感覚は、思考より先に届く】

感覚的繊細さとは何でしょうか。

感覚は、外の世界とからだをつなぐ
最も原始的且つストレートな情報経路です。

何よりも先に、感覚はからだに届きます。
思考に先立って意識に届く感覚からの繊細な情報は
正確な環境認識に欠かせない大切なシグナルです。

現代社会は、繊細な感覚を
「非論理的なもの」として
脇に追いやる傾向があります。

不快を感じたとき、それを「気のせい」と流さず、
「なぜそう感じるのか」と少し立ち止まることが出来る人々。
その一瞬は感受性を大切にすることとイコールなのかもしれません。

音、匂い、光、電磁場、振動など、多くの目立ちにくい感覚情報をいち早く察知して、分析し今の環境を定義する能力が高い人が、何故か「考えすぎ」「過敏症」とレッテルを貼られてしまう世の中。

自分が感じていることを肯定すると、身近な空間や環境がより正確に見えてきます。

【繊細さは、空間を読む力だ】

繊細な感覚を持つ方々が得意とすることの一つに、精度の高い居心地の良さを探求できるという傾向があります。
感覚は居心地の良い空間を定義するための最も大切なセンサーです。

あまり細かいことに気を遣わずに生活できることはとても便利ですが、繊細な感覚で整っている空間はまた格別な味わいがあります。

繊細な人はその感覚を使い、自分のための心地良い空間を整えることが出来るのです。

【感じることが、循環する】

居心地のよい空間は、単なる快適さではありません。

自分の感性を信じることから生まれた空間は、
そこにいる人の感覚をさらに育てます。

感じることが、空間をつくる。
空間が、感じることを深める。
その循環の中で、感性はゆっくりと、確かに育っていきます。

そしてその感性は、住まいだけでなく、
日々の選択や、人との関わりや、
自分自身の在り方にまで影響を与えていきます。

感じることは、才能です。
そして、その先は、まだ続いています。

【信頼】

感覚を受け取ることは自分への信頼です。
繊細さは、豊かな知覚力の証しです。
その感性は様々な場面で活かすことができます。

あなたが感じていることを受け取る。
その信頼が、空間を変え、暮らしを変え、
やがて人生を変えていきます。

 

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