電気を電氣に変える藝術

電気という現象には人々が未だ認識していない、繊細な世界が隠されています。
人間も動物も植物もひいては地球や太陽や銀河や宇宙という現象も電子の流れがあって存在していることは想像に難くありません。そしてそれぞれの領域の中を流れる電気が全く違う特性を持っていると言う事を否定をされる方はいるでしょうか?

ただ、どう違うのかという視点は、捉え方による意見の相違があると思います。人の感性による視点と科学的に計量出来る視点に大きな違いがある事は否定できない事実です。

とは言え、学術的な観点と感覚的な視点が研究の進展によって歩み寄り始めているかに見える現代ですが、まだまだ科学が踏み込みきれない世界が人間の感覚には存在するようです。その世界がどこにあるのかというと、科学的な分析が最も届きにくい場所である、藝術という統合的な感覚が最も必要とされる分野に存在すると言っても良いのではないでしょうか。

最近流行って来た人工知能が作り出すアートについては人間の方の適応能力が今後試されることになると思います。

しかし、人間という存在が持って生まれた感性を活かし合うという藝術の世界に於いては、人々は古来よりその感受性を磨き続けて来ています。多様性と受容性の行き交う藝術の世界に於いて、私はその感受性の中に電気と言う新しい藝術のジャンルを作り出してみました。

全く新しいジャンルに見えますが、伝統的な文化の深さや繊細さ、大胆さに感受性が働く方には伝わりやすい可能性が高いと思います。

様々な造形物や表現媒体がある中で、電気をアートにしたら伝わらないという道理は存在しないはずです。
人間の感受性を甘くみてはいけないと私は常に感じています。これは電気という言葉の中の気の部分をアートにしています。その為、電気を電氣に変容するという表現をする事にしました。

電気という表現は、あまりにも抽象的に感じられる事と思いますが、私は音を使ってこの表現を具現化する道を探求して来ました。
実際は電気なので音でも光でもなんでも良いのですが、最も伝わりやすい可能性を持つ電気の表現媒体として、先ず音を選択しました。

電氣を使った藝術の表現媒体として、瞑想やセラピー、ヒーリングなどの音楽から広がっていった幅広い世界観を是非味わって頂けたらと思います。

ただの電気と、アートとして作った電気の使用結果の違い。この違いを音を媒体として認識する事で、貴方に何かが起きる可能性を楽しんで頂くことが出来ましたら幸いです。

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